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奇跡の一枚は必要なのか

  • 執筆者の写真: INFO WO
    INFO WO
  • 1月19日
  • 読了時間: 3分

お見合いの時間はわずか1時間ほどです。お見合いまでに相手の情報として入っているのは、プロフィール写真とPR文、そしてそれ以外のプロフィール情報です。ある程度の情報を事前に知った上で会いますから、ある種の先入観が入っています。その先入観にお互いが縛られた状態から始まるのがお見合いなのです。


特に、会うまでのイメージと第一印象にズレがあった時、脳は急いで修正をかけます。予め抱いていたイメージを上書きし、目の前の人の情報を仕入れようとします。しかし、そのイメージとのギャップが大きすぎると脳がバグってしまう事があります。


イメージより悪い印象であれば、嫌悪感で脳が拒否反応を示す場合があります。そうなると、もう挽回のしようもなく、1時間がただただ苦痛で仕方ないものになってしまいます。そういう悲劇が起きないためにどうするか。まず考えるべきはお互い様という基本姿勢です。


悪いイメージを持たれない様にまず自分が心がける。例えば体重が重かったら、写真でいくらスリムに映っても実物は太って見えてしまう。奇跡の写真が悲劇の始まりとも言えます。痩せて見られたいなら加工技術に頼るのではなく、痩せる。そこに努力できるかどうかで、その人の結婚に対する情熱や前向きさが表れます。


写真でスラっとしているのに実際会ったらだらしない体型をしていたら、不潔に見えますし、怠惰な人間に見られます。写真とギャップが少なくするための意識は大切です。


PR文では前向きで元気な印象なのに、会ってみて暗そうなイメージを与えてしまったらもう挽回できません。自分は人見知りだからとか、言い訳にもなりません。お見合いでの人見知りは克服できます。お見合いに苦手意識があるのであれば改善しなければ次のステップに進むのは難しいでしょう。


ポイントは、自分がプロフィールで与えるであろう印象と、実物の印象のギャップをなるべく少なくする事です。そしてお見合いをスムーズに進めるコツは、相手に求めすぎない事。相手も努力をしていてもやはりギャップがあっても仕方ないか、くらいの心の余裕を持つ事です。自分は頑張っているから相手も頑張らないのは怠慢だと否定してばかりでは、うまくいくものも上手く行きません。


お見合いというのは実は連携プレーなのです。1時間お互いの情報を公開し理解を深める事ができるか。相性が良さそうと思えるか。そういったやり取りを成立させるにはお互いがお見合いを無事に進めなければいけません。会った瞬間にもうダメと思うかも知れません。それでも逃げ帰る事はできませんから、1時間の間にその人の印象が変わっていくかどうか観察してみる。人を見抜く目が養われます。


結婚をするための努力は何なのか。自分に足りていないのは何なのか。改めて見つめる必要があるかも知れません。自分1人では気付けなくても、周りの意見を聞いて知る事もあるでしょう。どこを調整したら良いかを知るきっかけは大切です。友人・知人・親兄弟。カウンセラーに聞くのも当然ありです。



 
 
 

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