マッチングアプリは自然な出会いであると言えるか
- INFO WO
- 2 日前
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既婚20代の出会いのきっかけの第一位はマッチングアプリというデータがあり、若い人の中ではマッチングアプリは出会いの場の王道と言っても過言ではありません。その背景には何があるのか。
20代から50代の全体で見ると、圧倒的に職場での出会いが多く、学校、紹介、サークルなどが結婚のきっかけであり、中には合コン、結婚相談所、アルバイト先などがありました。しかし、現代社会でのハラスメント問題などで、職場での恋愛が減少傾向にあり、一方でマッチングアプリは出会いの方法として急上昇しています。
SNSがコミュニケーション手段として利用している若者にとっては、マッチングアプリでの出会いに対し抵抗が少ないとも言えます。勿論、出会い方について信用度が低い事を意識し、利用されない方も多数おられます。それでも全体的に見れば、20代で最も多い出会いの手段となっています。
マッチングアプリはあくまできっかけであり、信用度の低い所からコミュニケーションが始まります。最初は警戒しながらコンタクトを取り、メッセージのやり取りや実際に会う事で相手の人間性を見抜き、信用に足る相手であれば比較的早期に距離が縮まります。そういう点では、０もしくはマイナスからスタートし、一気に上昇するという流れになります。
アプリユーザーにはそういった出会い方に慣れている人達が多いと言えます。また、利用者数が圧倒的に多いため、成婚率が低くても絶対数として結婚している人が多いという状況になっています。
つまり、マッチングアプリの出会い方は、相手を警戒しながらも短期的に距離を縮め、お付き合いへと発展するという1つのパターンとして認知されているのです。
では結婚相談所はどうなのか。全国数十万人という利用者がいて、多くの人へのアプローチを掛けられるという点では、出会いのチャンスは多いと言えます。そして、お見合い希望を出して相手がOKを出したらマッチングとなり、お見合いへと進みます。もちろん向こうからお見合いの申し込みが来た場合は、自分でOKを出せばお見合いが成立します。
登録会員は身元が明らかであり、年収や年齢も証明されています。真剣に結婚をしたい方、短期で結ばれたい方にはフィットする婚活と言えます。
実際20代で積極的に結婚相談所に登録している方も多くおられ、純粋な婚活を早い段階で選択されています。
今後、さらにマッチングアプリの利用者は増えていく事が予想されます。一方で職場や紹介といったこれまでの出会いのきっかけは減少していくでしょう。マッチングアプリは自然な出会いとは明言できませんが、出会いの手段として確固たるものである事は間違いありません。
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