愛とお金

愛とお金とどちらかを選べと言われれば、どちらを選びますか。絶対的な答えは当然なくて、人それぞれの価値観によります。実際は愛とお金の両方を手に入れる事も、その逆もあります。では、この問いをどう解釈するか。

お金は数えられ、稼ぎ、増減していきます。そして生活に直結し、贅沢をできるか、はたまた借金しなければ生きていけないかなど、その範囲は非常に大きいと言えます。ただやはりポイントは、自分で稼げるものであるという事と、生活レベルに直結するという事です。

お金の用途は様々で、普通に遣う事もできれば、財産として保持する事も、不労所得として増やす事もできます。大金を手に入れるという夢があると言ってもいいかもしれません。では愛はどうか。

愛は、例えばパートナーシップであれば、二人だけで育む事ができます。その要素としてお金が関わる場合があるかも知れませんが、お金がなくても愛を深める事はできるでしょう。

お互いを尊重し思いやり、大切に思う気持ちがあれば、それが愛であると言えます。そして愛は深いかどうかという表現がなされます。数値化はできませんが、どれだけ愛があるかを感じる事はできます。そして、一方的ではなく、両者が愛し合う事で、より深みを増します。

愛があれば乗り越えられるものも多いでしょうし、お金があれば乗り越えられる事も多いとも言えるでしょう。

ある意味でお金は物質的で、愛は精神的と言えます。そういう点では、人間の体でいう所の肉体と精神の関係に近いかも知れません。どちらも健康的であれば、日常生活に支障はありません。

この例えで言うと、精神は安定している方が良くて、肉体は健康体であれば良いとなります。精神面でハイテンションの人もいれば気分が落ち込んでいる人もいます。肉体面では筋肉ムキムキの人もいればガリガリやぽっちゃりや不健康な人もいます。

愛が精神を整えるのであれば、それは非常に尊いと言えます。一方、お金が生活基盤をささえるのであれば、不可欠であると言えます。また、愛があればお金が少なくとも生活に不平を感じず、お金があれば愛情が乏しくても満足感は得られるといった関係性も考えられます。

では、婚活ではどうでしょうか。お金は収入で、愛は相性と捉えた場合、目に見える指標として収入があり、実際に会って接する事で知る事ができるのが相性と言えます。

では、自分は収入と相性、どちらを重視するのか。これが表題の「愛とお金」の婚活バージョンなのです。勿論どちらか一方ではなく、バランスよく選択するという方法もあります。これから婚活される方、これまで婚活をされてきた方、一度愛とお金、収入と相性という発想で、パートナー探しの自分なりの基準を考えてみてはいかがでしょうか。

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