婚活疲れ
- INFO WO
- 6月11日
- 読了時間: 5分
俗に言う婚活疲れとは、婚活で忙しくなるケースや、逆になかなか成果が出ず虚しさを感じモチベーションが低下した状態を指します。
まず、婚活で忙しくなるケースについて考えてみます。
話した事の無い相手とのコミュニケーションに緊張や疲労感を感じる。また、幾つもお見合いが重なって初対面の人と真剣に向き合って話をするエネルギーが多大であるケース。また、自分ではお申込みを止めていても相手からのお申し込みが立て続けに来て、選ぶだけでもエネルギーを使うというケース。
また、街コンやお見合いパーティーで一度に多くの人とのコミュニケーションを取る事に段々と疲労感を感じていくケースもあります。アプリであれば、マッチング→メッセージ→アポイント取り→デートを繰り返すうちに出口が見えなくなる場合もあります。
そういった場合は、やはりペースを落とす必要があります。疲労感を抱えながらの婚活は、いい方向に進む事は難しいですし、せっかく出会った素敵な人との巡り合わせを無駄にしてしまう可能性があります。
リフレッシュを図り、婚活から距離を置く。例えば趣味に没頭する時間を作る。美味しい物を食べる。リラクゼーションを取り入れるなど。また、周りの人と話をするというのもいいでしょう。できれば既婚者で夫婦生活が上手くいっている人の話を聞くと、前向きになれるでしょう。
自分のペースが崩れているなら立て直す必要があります。自分のできる行動の限界を知り、また、建設的に婚活に取り組み、ペース配分を意識する事が大切です。流れに乗れば、また積極的に婚活に取り組む事ができるでしょう。
一方でなかなか成果が出ず、虚しさを感じる場合。これは婚活が前進すれば改善します。ではどうすれば改善できるか。①身だしなみ等を整え印象を良くする②アプローチする相手像を見直す③別の婚活サービスを利用する。
① は、最低限必要な事です。初めて会う時はまず外見で判断されます。その第一印象はしばらく引きずられる事になります。第一印象を良くする事は必須項目です。結婚相談所であればお見合い写真はしっかりした写真館で撮影する事はマストです。また、服装や髪型を整える事は絶対に必要です。仮にそれらが不十分であれば改善しなければいけません。
② は、好みという漠然としたものがあるとは思いますが、例えばプロフィールにある条件で選ぶのであれば、こだわり過ぎに注意です。高望みをしているのであれば、条件を再検討する必要があります。会える機会をまずは増やし、実際に会って相性や人間性、性格や価値観を知る事はとても重要です。会わなければ分からない事は沢山あります。
③ は、もしかすると今取り組んでいる婚活サービスが合っていない可能性もあります。街コン・お見合いパーティー・マッチングアプリ・結婚相談所。幾つかある婚活の中で、自分を生かせるものは何なのか冷静に考える事も大切です。
社交的な人は街コンが合います。お酒を飲んだりお食事をしながらリラックスしてコミュニケーションを図りたい方に向いています。しかし、その場を楽しむだけで、実際に次につながらないという場合は、向いているとは言えません。
お見合いパーティーは大人数のものから少人数のものまで様々です。自分のキャパシティーを考えて人数設定を選ぶ必要があります。また、年齢や年収などの区切りがあるものもありますから、自分の希望条件にお申込みする事が可能です。大人数なら第一印象勝負と言えます。また、少人数はじっくり話せるので、お互いを知るにはいい機会と言えます。自分に合う規模の会を探せれば、婚活も捗るかも知れません。
マッチングアプリは積極性が大切です。また、メッセージのやり取りに抵抗のない人に向いています。また、実際に会うとなった時は、第一印象が大切になります。身の回りにアプリを利用している人が多いという安心感もありますから、多くの人が利用しているのが現状です。他の婚活と併用するのが理にかなっているかも知れません。
結婚相談所はお見合いを経て交際が始まる事から、お見合い相手選びがポイントになります。男性は年収や年齢で選択されるケースは多く、また写真映りも優先順位としては高いです。つまりそれらに強い人ほど有利に展開していきます。しかし、お見合いや交際をしてその人の人間性を見られる事から、自分を磨く事を怠ってはいけません。また、一見普通と呼べる人が、実は人気が高いとも言われています。
女性は年齢で区切られるケースが多く、歳の差のお見合い申込みに対しどこまで受け入れられるかで、お見合いの数は変わってきます。また、写真映りは男性同様大切です。
外見・スペック重視の方は、必然的にハードルが上がり、お見合いを組める数は限定されます。一方で相性を重視し選び過ぎないなら、お見合いが組める可能性は上がります。それでもなかなかお見合いが組めないのであれば、お見合い写真の変更を検討する必要があります。そして、自分のお申込みする相手のゾーンを変える事も大切です。
婚活疲れには色んな要因がありますが、解決に向けた取り組みは存在します。時期がくればまた気力が充実し、前向きに取り組もうと思えるでしょう。なかなか気分が浮上しなければ、婚活から一度離れるのも方法です。そして、自分の結婚観をもう一度見直し、自分はどうしたいのかを考える事です。婚活は誰かに強制されるべきものではありません。自分の人生を決めるのは自分なのですから。
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