結婚相談所では、お見合い相手をプロフィールを参考にしながらお申込みをします。プロフィールでは色々な情報を得る事ができ、プラスとなる要因やマイナスとなる要因があり、人によってその情報をどのように受け取るかは様々です。その、プロフィールで確認する情報で最もインパクトがあるのがお写真です。
写真を見て、興味を持った人をクリックして情報を得ます。逆を言えば好みの人でなければクリックしてもらう事はできません。では、好みとは何か。これは人によるので定義付けはできませんが、異性に概ね受けやすい写真写りというのはあります。単純に写真を載せれば良いという訳ではありません。
そして、自分が気になる異性に対しお見合いを申し込みますが、実際にお見合いが成立した時点で、多くの人はテンションが上がるでしょう。そこまで乗り気では無いという人もいるでしょうが、お見合いを組める事自体は成果であり、自分に対し好印象を持ってもらえたという証であり、自尊心は高まるでしょう。
数日後のお見合い当日。男性はプロフィール写真を見た時点で、ちょっとした一目惚れ状態になっています。そして実際に対面して、想像通りの人だと感じた時点で、自分は素敵な人に選ばれたという喜びで有頂天になります。では女性はどうか。
女性も好みの男性をお見合い相手に選びますが、その基準は人それぞれです。多くの男性のようにプロフィール写真を見て一目惚れに近い状態になる人もいますが、実際のプロフィール情報を吟味してお相手を選ぶというパターンもあります。いわゆるスペック重視タイプです。
この、プロフ内容重視のパターンは、記載された内容以外の情報を実際に会って確認します。相手の人間性や人となりを知る事から始めます。
女性は一般的にコミュニケーションを重視すると言われますから、面と向かったやり取りで、好感が持てるかどうかが分かれてきます。その中には顔立ちだけではなく、清潔感があるかどうかも大きな判断要素になります。
このように、お見合いの時点での男性と女性のテンションに差があるという現象が起きます。そして男性のテンションが徐々に落ち着いていき、女性のテンションが徐々に高まって、その両者のテンションが同程度になる時、お互いがパートナーとして認め合える状態になります。
このお互いのテンションの重なりを見る期間が仮交際をしている間となりますから、あまり男女のテンションの差が大きいと、真剣交際移行のタイミングを逃してしまいます。特に女性は、自分の気持ちが高まりにくかったり、最初に会った時にあまりにテンションが上がらずお見合いから仮交際への移行をお断りするケースがあり、せっかくの機会を無にしてしまいます。
大切な機会を生かすには、お見合いでしっかり相手を知ろうとする事、そして簡単に交際移行をお断りしない事です。
早い段階で相手との相性を確認するためには幾つかの要素がありますが、価値観を早い段階で確認する事は大切です。また、会う頻度を高める意識も必要です。仮交際期間は長くても3ヶ月程度ですから、その間に何回会うかが大切になります。少なくとも毎週、できれば週に2回。
そうやって会う回数を増やす事は、相手を知るタイミングが増えるだけではなく、その人に対する愛着が湧きます。それだけ会う回数は大切なのです。
婚活に慎重な女性は、プロセスを踏んで気持ちを高めていきます。意図的な場合もあれば、無意識な時もあります。そういう自分の気質を理解する事が、婚活を有利に進めていく上では大切と言えるでしょう。
Comments