結婚はゴールではないという発想
- INFO WO
- 3月19日
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結婚願望が高まると、結婚する事が目的となり、盲目的な婚活になってしまう事があります。それが間違っている訳ではありませんが、目の前の相手との成婚に集中し、視野が狭くなってしまう事は、結婚相手を見極める冷静な判断を欠いてしまう可能性があります。
結婚が目の前に見えてくると、その機会を逃したくないという心理が働く場合があります。結婚相談所であれば、例えば6ヶ月ルールというものがあり、仮交際・真剣交際を経てプロポーズに至るまでを6ヶ月以内にしましょうという決め事があります。
6ヶ月という数字に囚われ、何が何でもその期間に結果を出そうとする事はあまり良い状況とは言えません。仮に建設的な交際を続けて、それでも6ヶ月以内に成婚まで至らないという何かがあれば、例外として捉える事もできるでしょう。逆に明確な理由がなく、だらだら交際が続くという状況であれば、縁が無かったと言えるかも知れません。
お付き合いしていく中で、もし合わないと思うのならば、結婚相手とは違うという判断をする事も大切です。一緒に暮らせる相手であれば、歩み寄りは必要ですが、仕方なく相手を選ぶという姿勢は、どこかで破綻をきたす可能性があります。長い同居生活で自分の中の感情が薄れたり、知らず知らずのうちに相手をなおざりにしてしまったりして、ギクシャクしてしまう恐れがあります。
焦って結婚したとして、日本の3組に1組は離婚に至るのが現状です。そういう意味では、一緒に生活ができる相手なのかどうかの見極めは、非常に大事と言えます。お見合いから始まって、お付き合いを進めていく中で相手の人間性を知り、相性を確認していく。そういうプロセスを踏めるかどうか。結婚はゴールではなく、スタートであるという発想を持つ事は大切な事なのです。
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