結婚に至らない理由と言うのは幾つも考えられるのですが、そのうちの一つに収入面というのがあります。女性は、結婚にある程度のレベルの生活力を求めるという傾向にあります。
しかしながら、例えば男性の収入600万円以上を望むとして、未婚男性(25~34歳)のうち、実際に年収が600万円以上なのはわずか3.5%なのが現状です(転職サイト DODA)。
この時点で、35歳未満のパートナーに600万円以上の年収を求めるのは現実的ではないということがわかります。
もう一つ上げられるのが、収入の高い女性が結婚しにくいという現状です。一見すると、収入が高い女性ほど、家計の収入は増え、選択肢も増えると思われますが、実際はそういった高収入女性は高収入の女性は高収入の男性を好む傾向にあります。
しかし、35歳未満で年収600万円以上の男性は数パーセントしかいない現状を踏まえると、ちょっとハードルが高いかも知れません。
一方で男性は、収入の高い女性に対し気おくれをしてしまうケースもあるでしょう。しかしながら、世帯での収入合計を考え、柔軟に対応していく方法もあるでしょう。
家事や育児の面で、男性が積極的に取り組んで、夫婦での家庭内共同体制のバランスを考えるなどです。
結婚の形は様々です。当然望まない結婚はする必要はありません。ただ、ちょっと違った物の見方で、結婚の可能性も広がるのではないでしょうか。

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