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精神力が問われる時

仕事で大変な事が起きた時、予期せぬトラブルに巻き込まれた時、家族に何かあった時。何かピンチがあった時に冷静に物事を判断し、最善手を考え行動できるかどうか。何かあった時は腹をくくる覚悟を持って事態に備えられるかどうか。追い込まれた時に対処できるだけの知恵と経験、そして精神的なタフネスさがあれば、被害を最小限に食い止める事もできるでしょう。精神状態を一定にコントロールし、物事に対応できれば、予測不能の事態にも対応できるでます。しかし、実際は精神的に追い詰められる人も多いのが現実です。


 

何事も平穏に過ぎて行けば精神的に安定した生活を送る事ができますが、想定外の事態はいつ起こるかわかりません。それを解決するよう取り組んだり、あるいは受け流して精神的な安全を図る事で、難を逃れる人もいるでしょう。一方でうまく対処できず行き詰ってしまうという人もいます。

そういったストレスを回避できるかどうか。強い精神力があれば正面から受け止める事もできます。全力で問題解決に取り組む事で成果を上げる。一つの理想とも言えます。一方でいっぱいいっぱいになりキャパオーバーになる人もいます。そうなると、体に不調をきたしていきます。朝起きるのがしんどい、夜寝れない、頭がぼーっとする、職場に行きたくないなど、身体的精神的ストレスが生まれます。

その場合、一つの手段としては専門医に診てもらう。もちろん睡眠時間や何もしない時間、趣味や好きな事をしてリフレッシュする時間などを確保して回復に努めるのも方法です。そうする事で回復できれば良いのですが、特にこれといった趣味が無く、仕事にやりがいを感じて働いていた人であれば、仕事が上手くいかなくなる=精神的にも上手くいかなくなるという事もあります。お酒を飲んで気晴らしをするという人もいますが、気分が落ち込んだときに飲むお酒はなかなか酔わなかったり、逆に悪酔いするといったケースもあり、また、お酒に依存してしまうよう事もあります。



医療機関に受診した結果、精神的疾患と診断される人もいるでしょう。例えばうつ病ですが、うつ病は一生で7.5%の人がかかると言われています。個人差はありますが、治療の効果があれば完治する人も多いと言われています。一方、症状の重いうつ病や、他の精神疾患と分かった場合は、治療に時間を要するケースもあります。

また、ストレスの原因を回避するという方法もあります。仕事であれば部署替えであったり、家庭内不和であれば別居であったり。しかし、回避が難しい事案ももちろんあります。人間関係であったり、金銭を要する問題であったり。

人間関係が職場であれば、退職を選ぶという人もいるでしょう。また、コミュニティ内での問題であれば、脱退を選択するのも方法です。



金銭の問題は目に見える問題であり、どうしても手に負えなくなった時は専門家の知恵を借り対策を検討していく訳ですが、そこに至るまでの、お金が無く何とか生活している状況の時に一番ストレスを感じるでしょう。



予測不能の事態に遭遇した時、友人や知人に話を聞いてもらうという手段もあります。自分1人で煮詰まっていた事も、人の話を聞く事ですっきりする事があります。強いアドバイスに対しては反発心が生まれるかも知れませんが、自分が持っていない考え方を知る事で、状況を客観的に把握でき違った角度から見る事もできます。思わぬ発想に目からウロコという事もあるでしょう。



そして、困難が立ちふさがった時、将来同じ事態にならないよう対処する事ができるでしょう。また、他のトラブルにも対応する力が身に付いているかも知れません。あるいは真正面から解決するのではなく、上手く身をかわす方法を身に着ける事が出来るかも知れません。困難の唯一の恩恵は、知恵を授けてくれるという事かも知れません。



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