日本の生涯未婚率(50歳まで一度も結婚していない人の割合)は、2015年国勢調査の結果で男性23.4%、女性14.1%となっています。
この値だけではピンとこないかもしれませんが、1970年データでは男性1.7%、女性3.3%と、大きな開きがあります。
つまり近年では、男性の4人に1人、女性の7人に1人が、50歳まで一度も結婚していないという事になります。
では、何故そのような状況になってしまっているか。色んな要素があると思われます。
例えば、男女雇用機会均等法の成立(1985制定)により、女性の社会進出が促進された事
で、女性の生活力の向上、非正規雇用の増加による男性の生活力の低下などがあげられます。
女性は男性に生活力を求めますが、女性の生活力は昔に比べかなり上昇しています。
単に、男性の収入の多い少ないだけに捉われ、結婚相手の枠を狭めてしまうのが果たして正しいのでしょうか。
共働きで考えて、夫婦の収入をトータルで考える事もできるのではないでしょうか。勿論家庭に入らざる負えない状況もあるとは思います。そういった点も含め、改めてシミュレーションをして、ご自身の相手に求める経済力の判断基準を見直すのも手かと思います。
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