決断力という言葉があります。
意味は、「問題に対し、対応策の1つを選ぶ力」。
そして、決断するという事は選択したもの以外は切り捨てるという意味でもあります。
また、「決断しない=現状維持」では、ありません。
「決断しない=損失」なのです。
ここで決断しないと、何を失ってしまうのではないか、自分に問いかけ、勇気を持って決断をしていくことが非常に大切です。
例えば異性との出会い。
仕事でもプライベートでも出会いがない場合。
もしパートナーを見つけたいと思うのなら、出会える環境に身を置く必要があります。
サークル、ボランティア、イベント、飲み会。
ネットで検索して、自分と同年代が参加可能なものを探してみる。
やる気がなければ、新しい世界に飛び込むのは難しいでしょう。あるいは友人・知人にすすめられて足を運んでみるという事もあるかも知れません。
さらに、マッチングアプリ、婚活パーティ、街コン。
恋人探しも結婚相手探しもこれらの婚活サービスを利用する人は多いでしょう。
これらは異性との「出会い」にフォーカスされているため、恋人探しと結婚相手探しとが入り混じっているという現象があります。
そして結婚相談所。
先ほどの3つと同じく婚活サービスと呼ばれていますが、取り組む人の本気度が違っています。
まず、設定価格は高めとなっています。
そして、結婚に本気な人だけが会員となっています。
また、仲人が間に立ってサポートを行います。
設定価格としては、入会金、サポート費、月会費、お見合い料、成婚料などがあります。
この価格設定に関しては、結婚相談所によってまちまちですので、気になる相談所の料金体系は細かくチェックした方がいいでしょう。
単に費用と考えると高く感じますが、他の婚活サービスを繰り返し利用すれば、相当な額になりますから、トータルで考えればそこまで差は無いかも知れません。
特に男性は女性より費用が高いので、例えば月にどれくらいの費用を使っているか計算してみると、比較しやすいでしょう。
そして、結婚に本気な人が会員になっているという意味合いですが、色々な証明書を提出するという点があります。
独身証明書や収入証明、卒業証明など、各種の書類により信用を担保しています。
また、仲人のサポートですが、入会からお見合いのセッティングや数々のアドバイス、交際サポートというように、トータルで婚活支援を行います。
また、結婚相談所には2つのパターンあります。
仲人がマンツーマンでサポートする仲人型結婚相談所と、紹介相手を定期的に知らせてくれるデータマッチング型結婚相談所とがあります。
データマッチング型でも、問い合わせ窓口や担当カウンセラーがついていて、仲人型との区別がつきにくいですが、成婚料が設定されているかどうかで判断できます。
成婚料があるかないか単純に費用が変わってきますが、成婚料が無い=成婚までのフォローが無いという事もポイントです。
自分主導で婚活をしたい方であれば、データマッチング型の方が有効かも知れません。
逆に仲人のサポートも受けながら婚活を進めていきたいと考えるなら仲人型が有効でしょう。
どちらを選ぶかご本人次第。ただ結婚相談所には2つのタイプがあると知っていれば、相談所選びも効率が上がるでしょう。
そして、書類を提出したり費用がかさむ事を考えて、結婚相談所を選択肢から外す人ももちろんおられますし、それ自体は判断として十分考えられます。
結婚相談所=婚活の最終手段と考えている人も多いかと思います。
結婚を目指し、どの婚活に取り組むかを決める。
まず、婚活をするという決断から始まります。
そして、どの婚活サービスを利用するか決断をします。
結婚相談所は最終手段だから後回しにすると決める。
これらは全て自分の意志で決める事ですから全く問題はありません。
問題なのは、結婚相談所への入会を迷いながらずるずると時間を過ごしてしまう場合です。
そしてもっと早く入会していれば良かったと後悔する時。
それは冒頭に書いた、「決断しないと、何かを失ってしまう」という言い回しで表現すると、
「結婚相談所に入会しないで他の婚活を優先し、結果的に時間を浪費してしまう」と言い換えられるのではないでしょうか。
時間には価値があります。
婚活においては年齢がキーとなります。
いずれは入会しようと思いながら、先延ばしにしてしまう事はお勧めしません。
時間は有限です。
自分はどんな形で婚活に取り組むか。
よく考えた上で選択する事が、後悔の無い生き方にもつながるのではないでしょうか。
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