何か新しい事を始めようとした時、迷いが生じてしまってはなかなか行動に移せないのは良くある話。しかし、試してみない事には、それが有用化どうかは分かりません。何か成功体験を得るには、まずはやってみるという発想が必要でしょう。実際に行動するまでに、念入りに準備をしてタイミングを見計らって実行するという人もいるでしょう。確かに行動は早ければいいというものではありませんが、経験を積んで検証をするには、ある程度のスピード感も必要かも知れません。もちろん上手くいく事もあれば、失敗してしまう事もあります。しかし、やってみて初めてそれが自分にとって良いか悪いかが明確になります。ダメだったらまた違う事にチャレンジしてみるという積極性があれば、いずれ成功へとつながるでしょう。
それは仕事でもプライベートでも何でも言える事かと思います。私自身、色々な事をやってみるタイプで、楽しんだ時もあれば何も得られなかったと残念に思う事もありました。しかし、やらない後悔よりはやって後悔する方が性にあっていると思っています。
例えば、東京に住んでいた時。友達がおらず気晴らしをするような趣味も無かったため、仕事のストレスを溜め込んでいました。人と出会うためには、何か行動しなければいけないと思い、料理教室とHIP HOPダンス教室に入会しました。結果、友達は一人もできず、数回通ってやめてしまいました。ダンスの方は、若者ばかりで年の差があり近づきがたい状況でした。一方、料理教室は同じグループで料理をする点は良かったのですが、月に1回のペースなので、なかなか交流を深めるのに難しさがありました。ただ、料理教室で唯一得た事は、料理はレシピ通りに作れば美味しく作れるという事でした。とりあえずその二つはやってみて合わないという事がわかりました。
知り合いを作るにはBARがいいだろうと思い、駅近くのダイニングバーに1週間通いましたが一人も仲良くなれず、ただ、スタッフさんとは話せるようになったので、1人で気軽にお店に行けるようになりました。
社会人サークルに入ろうと思い、ボーリングサークルに参加したのですが、おじいちゃんおばあちゃんばかりで同世代が一人もおらず、また皆上手だったので、うまく溶け込む事ができませんでした。
ある時mixiというSNSを知り、登録してコミュニティに入り、そこから知り合いが一気に増え、東京の遊び友達が沢山できました。その後京都に引っ越しする事になり東京のmixi友達ともお別れして、再度関西でmixiのオフ会を企画しました。東京ほどではありませんが人が集まり、関西の遊び友達ができました。
同様な事をジモティーでやってみようと思い、今度はオフ会ではなく同性代サークルを立ち上げました。10人ほど集まり、2・3回企画したのですが、コロナの影響で立ち消えしてしまいました。ジモティーというツール自体はある程度集客力がありそうなので、また機会を見て試してみようと思っています。
行動しないという事も選択ですし、行動する事も選択肢の一つです。先の事はわからないですから、成功するかも知れませんし失敗するかも知れません。そういう意味では行動とはギャンブル性があると言えるでしょう。しかし、ステップアップするには挑戦しなければいけません。今より前に進むためには、何かにトライすべきです。その行動を通じ、もちろん成果を得る可能性もありますし、貴重な経験を積む事もできます。人間的に成長する事もあるでしょう。現状維持かはたまたチャレンジか。人生の分岐点は色んな所に存在しています。
Comments