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数字で見る京都の婚活事情

  • 執筆者の写真: INFO WO
    INFO WO
  • 2023年6月18日
  • 読了時間: 3分

2014年の京都の20歳~44歳の婚姻率は、男性が 54.5%、女性が 59.5%、全体が57.4%となっています。全国でみると男性が 57.3%、女性が 62.9%、全体が60.4%となっており、全国に比較すると京都の婚姻率は低い値を示しています。


2013 年の京都府の平均初婚年齢は、男性 31.3 歳・女性 29.6 歳で、男女ともに全国で3番目に遅いという結果になっています。


2010 年の京都府の生涯未婚率(50歳までに結婚していない人の割合)は、男性18.9、女性 11.8%で、全国の生涯未婚率は男性 20.1%、女性 10.6%となっています。



また、2020年の全国の生涯未婚率は男性28.3%、女性17.8%となっており、増加が顕著となっています。京都府も同じ傾向である事が推察されます。


京都府の 25~34 歳未婚率は男女とも高く、特に 25~29 歳の未婚率は男性が全国 3 位、女性は全国 2 位で、全国平均との差が大きくなっています。男性は35~39 歳で未婚率が全国平均に近づきますが、女性は35~39 歳でも未婚率が高く、47 都道府県中 4 位となっています。



未婚率が高い要因の一つに学生が多いという点があげられますが、大学生・大学院生の多い 20~24 歳以外の年代でも未婚率が高く、学生が多いこと以外の要因も、影響していると考えられます。


京都府の 20~44 歳未婚者のうち 85.5%は、「すぐにでも結婚したい」「2~3 年以内に結婚したい」「いずれは結婚したい」という結婚意向を示しています。 また男性より女性の方が結婚意向は強くなっています。


一方で結婚しない理由を見ると、一位は男女ともに「適当な相手にめぐり合わないから」となっており、男性は「経済的な責任が重くなる」、女性は「自分の時間を失いたくない」が上位となっています。



京都府の既婚者(20歳~44歳)が結婚相手と知り合ったきっかけは、「職場や仕事の関係で(34.4%)」「友人や兄弟姉妹を通じて(26.6%)」「同じ学校に在学して(13.5%)」が上位 3 項目。これは全国と同様の傾向となっています。



近年のマッチングアプリや結婚相談所の認知度の上昇並びに利用者数の増加、そして日常での出会いの機会の減少を考慮すると、今後婚活サービスでの結婚割合は高まっていき、一般的な結婚の手段となっていく事が考えられます。



独身者の結婚願望は強いものの、適当な相手にめぐり合わないのが現状であり、出会いの場が整備されれば未婚率上昇の鈍化・改善につながると考えられます。



また京都ならでは特徴として、未婚者のひとり暮らしが多い事があげられます。京都府の未婚男性の30.1%、未婚女性の 26.1%がひとり暮らしで、全国の男性16.3%、女性12.9%と比してその比率がかなり高くなっています。 学生を除いた未婚者のひとり暮らし率を見ても同様の傾向となっています。



結婚する条件として、未婚者は「経済的な余裕」を多くあげますが、ひとり暮らしにより住宅費等の負担が大きくなっている状況が、未婚率の高さを後押ししている可能性もあります。



 
 
 

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