あくまで一つの説としてお考えいただきたいのですが、恋愛結婚とお見合い結婚とで一番わかりやすい違いは、最初の関係性の始まりが、恋愛結婚は感情重視で、お見合い結婚は条件重視ということです。
もし、あなたが恋愛をするなら、外見・内面・相性などのお相手の情報から、恋愛感情が芽生えるかと思います。その際、ファッションや清潔感、職業や年収なども考慮されるかと思います。
一方で、結婚相談所の場合ですが、例えば女性が男性に求める要素として、年収がポイントの一つになってくる場合があります。これは、結婚を前提とする場合、結婚生活を安泰に送るために経済力が必要だと考えるからです。収入を含めたお相手の情報等は、お見合いをする前のプロフィールに載っています。その情報を事前に入手した上でお見合いを申し込みます。
この時点では恋愛感情は芽生えていません。ただ、お相手に対して強い関心はあります。そして、お見合いをしたあとにマッチングすれば、交際が始まり、お相手との関係性を深めていきます。つまり、条件重視から始まるお付き合いということです。
恋愛結婚の場合は、恋愛感情から始まり、将来的な結婚を意識してお相手との条件を擦り合わせていくことになります。一方で、お見合い結婚の場合は、プロフィールを確認した時点で、ある程度結婚する際の条件は擦り合わせができています。そして交際をしながら相手との相性を見ていきます。大まかに言うと、感情(相性)→条件と、条件→感情(相性)の違いがあります。
昨今、出会いの場が少ないと言われていますが、それを補う幾つかの婚活ツールがあります。その一つに結婚相談所があるわけですが、出会いから結婚までのいわゆる婚活プログラムが確立している手法として、有効な手立ての一つと考えられます。また、結婚相談所を通じて結婚したカップルの離婚率は10%程度と言われており、日本の離婚率(約33%)と比べても少ない値であるということも特徴としてあげられます。
大切な時間を使う中で、どの婚活が自分にとってメリットがあるかということも検討されると良いでしょう。

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