男性女性両方に言えますが、なかなか自分で行動できないという人は一定数おられます。人前に出たくないとか、話をするのが苦手とか、自分で行動する事を避けるといった人達です。勿論それが良い悪いというわけではなく、婚活をしていくにあたって、その性質をどのように対応させていくのかが課題になってきます。
街コンやお見合いパーティは一瞬のやり取りで結果を出す必要があり、人前で話す事に慣れていないと苦戦します。マッチングアプリはマッチングした後にメッセージを重ねて会いましょうとなった時に、お茶なのか食事なのか、どこでどのように会うかなどの調整をして、実際に会ってどんな話をするか考えながら行動するという、色んな要素を必要とします。
一方、紹介であれば、知り合いの知り合いというつながりがあり、安心感もあります。引っ込み思案の方にとってはおそらくは紹介が一番良い方法と言えるでしょう。しかし、引っ込み思案でずっと過ごしていたために、年齢的なハンディが生じるケースがあります。
また、求める条件が高いために、紹介が難しいというパターンもあります。周りになかなかいい人がいないのが現状で、ハイスペックな異性は既に結婚しているというのがオチです。引っ込み思案で選り好みというのが一番やっかいだと自覚する必要があります。
そういった条件を、知り合いという狭い間口から探すのではなく、沢山の紹介が可能な仕組みに登録するというのは有益な方法と言えます。それが結婚相談所です。
結婚相談所のお相手探しは、スマホを用いて行いますので、マッチングアプリとほぼ同じです。ただ、違うのはマッチングした後はお見合いまで個人メッセージは送らず、お見合いで初めてコミュニケーションを取るという点です。
このメリットは、お見合いまでの間にマッチングアプリの様に手探りでラリーを行いデートまでこぎつけるというステップは必要なく、マッチングすればお見合いまで何もしなくて済みます。
お見合い相手探しは、自分の考える条件を考慮して探すという事になります。高望みなら高望みなりの人がヒットします。知人の紹介と比べれば、その数は桁違いです。ただ、ハイスペックを求めるならば、自分もそのスペックに釣り合っている必要があります。しかし、自分のスペックを知るというのは難しいとも言えます。その時の指標となるのがお見合い申込みしてきた人です。
お見合い申込みしてきた人がどんな人か分析し、それが自分の釣り合うお相手像と捉える事もできます。しかし、釣り合いと理想のギャップが大きい人ほど、自分の理想を曲げないという傾向があります。
しかし、それでいいのです。自分の満足のいくように婚活を進めて行っても問題はありません。しかし、学びは必要です。特に引っ込み思案の方は人と接するのが慣れていないケースも多く、コミュニケーションが苦手という人も勿論います。そういった場合、仮に理想の相手と巡り会った時に、緊張して何を話せばいいのか分からなくなる事も考えられます。ですから、お見合いの実践というのは積む必要があります。
そういった面で、お見合いを申し込まれたら、自分の設定を緩めてお見合いをしていく事は効果的です。そして、そのお見合いで得られるのは学びというだけではなく、相性というものを知れるという事があげられます。
話しやすい、話をして気が合う、話が盛り上がった、話をしていて優しさを感じるなど。その人の人間性に触れ、先入観を捨てる事ができる相手がいるかも知れません。その時、自分が求めるスペックに対する価値観が変化する可能性もあります。お見合いのお申込みを貰った時に、機械的にお断りをするのではなく、会う事を前向きに考える事は大切です。それがご縁として発展する可能性は十分あります。
場慣れというのは大切です。1時間お茶をしながらお話をする。事前に相手のプロフィールを確認しているので、あらかじめ質問する事と、自分が質問された時の返しを考えておけばスムーズに会話は進みます。アプリと比べて難易度が低い事をご理解頂けるかと思います。あとはやる気次第です。情報を仕入れ、意識を高め、素早く行動に移しましょう。
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