順風満帆な人生は誰もが送りたいもの。自分のしたい事が叶って、みんなハッピー。そうありたいと願う人は多いでしょう。しかし、実際は思う様に進まない事があったり、トラブルが発生したり、予測がつかない事もあるでしょう。果たして幸せの総量は平等なのでしょうか。
悪い事が無ければそれに越した事はありませんが、生きていれば何かが起きます。気持ちが揺さぶられる事もあるでしょう。しかし、何もなければ平坦な人生と言えます。辛い事もあれば嬉しい事もある。そういったアップダウンの人生もあるでしょう。
全ての出来事に一定の基準値を設けて点数化すれば、人によって明確な差が出てくるかも知れません。しかし、人間は感情を持ち思考をする生き物です。良い事をどれだけ嬉しく感じ、悪い事をどこまでマイナスと捉えるか。感じ方は人それぞれと言えます。
ですから、仮に同じ事が起きても人によって捉え方は異なります。アクシデントが起きた時にどうして自分にだけ不幸が降り注ぐのかと悲嘆にくれる人もいますし、自分が試されている前向きに考える人もいます。
何かが起きた時、それをどう感じるかという事が大切と言えるかも知れません。
幸せというのは周りが決める事ではありません。周りの評価がどうあれ、自分がどう感じるか。仮にアクシデントが起きても、自分が納得して受け入れられれば、それは不幸ではなく、経験です。そしてどんな些細な事でも、嬉しい事があれば心の底から喜ぶ。そういった感じ方生き方ができれば、幸せに満ちた人生を送れるのではないでしょうか。
人生は勝ち負けではありません。周りを意識して気持ちが沈むのであれば、目線を変えなければいけません。自分が幸せになるためにはまず比較する事をやめましょう。周りがとやかく言おうと、自分の人生の主役は自分です。やりたい事を考え、やれる事をやる。自分に恥じぬよう、正しいと思った道を進めば良いのです。
もちろん人を傷つけたりルールを破ってはいけませんが、少々周りを頼ったり迷惑をかけたりする事もあるでしょう。何とかもがいて生きていく。その中で、喜びや悲しみが生まれるでしょう。それは人生のアクセントであり、醍醐味でもあります。人生で起こる全ての事には意味があると前向きに捉え、幸せの感度を高めましょう。

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