婚活におけるロジックとパッション
- INFO WO
- 5月2日
- 読了時間: 3分
更新日:5月9日
京都の30代40代男性に特化した婚活支援を行っている結婚相談所WOです。
自分を表現する時、通常の場合であれば素の自分のままでいる事が自然ですが、相手に向かって自分の利点を伝える時は、何らかの装備が必要になります。何か相手に理解してもらおうと思ったら、ロジカルに話しをする必要があります。また、感情に訴えかけてその気にさせるならパッションが必要になります。
それは、ビジネスでの交渉やプレゼンなどでも言える事ですが、婚活でのアピールにもそれに近いものがあります。例えば、男性が論理的な表現を上手に使いこなし、理路整然とした会話が得意だったして、女性が愚痴や悩みを伝えてくる時に、それを冷静に分析し解決策を提案するとします。その時果たして女性は満足するでしょうか。
おそらくは、不快に感じる女性の方が多いでしょう。愚痴や悩みを言うのは、答えが欲しいのではなく、共感して欲しいというケースが多いのです。もちろん一緒に解決策を考える事を求められている場合もありますが、相手が同調して欲しいと考えているとすればロジカルな回答は相応しくありません。
また、何か自分の好きな事を伝えようとする時、その特徴を淡々と伝えるのと、それを体験してどんな素晴らしい事があるか熱弁するかで、伝わるイメージは変わってきます。どちらが正解という訳ではありませんが、その場に応じて論理性と熱意を使えれば、説得力は増すでしょう。
結婚相談所での婚活であれば、異性と1時間お茶をして、コミュニケーションを図り、また会ってみようかなと思わせる必要があります。その時に大事なのは第一印象、つまり見た目です。この見た目のイメージは1時間では覆りません。見た目はイケてないけど、内面は素晴らしいという事をアピールする事は、まず不可能と言えるでしょう。
そして見た目とは、単なる外見だけでなく、表情も含まれます。笑顔でいられるか、無表情でいるかで与えるイメージは大きく変わります。そこには、エモーションが必要と考えられますが、笑顔自体は練習する事である程度は身に付きます。身に付けた笑顔に感情を乗せ、にこやかに挨拶ができれば、第一関門突破と言えます。
いざ席についてお話をすると、季節や天気などの世間話から始まります。しらじらしい、しょうもない、と思う人もいるかも知れませんが、日本人が最も色んな場面で話す話題は天気です。つまり、話慣れているという事です。天気について人と話す経験は多くの人が持っています。そこで暖機運転をしながら、スムーズに会話を始められる可能性は高いという事です。
そして、プロフィールに沿って会話をしていく訳ですが、質問をして相手が答えた時の相づちにパッションを加え、興味津々の態度を取れば、相手も話をしていて気持ち良くなれるのではないでしょうか。また、相手の質問に対し、ロジックとパッションを織り交ぜて話をすれば、聞いている人も興味を持ちやすくなると考えられます。
ロジカルに話して、この人頭いいなと思われ、パッションで話して、この人熱いなと思わせる。最初の笑顔もあいまって、お見合いの後、また会ってみようかなとなるのではないでしょうか。
感情の起伏は、自分を理解してもらうにはとても有効になります。日頃から、喜び・怒り・悲しみ・楽しみといった感情を抑え込んでいると、感情の起伏が起きにくくなります。意図的に感情に身を任せる事も、コミュニケーションを上手に取る上では大切と言えるでしょう。
もちろん、カリカリしたりメソメソしたりするのは良く無いですが、腹が立つ時に心の中でバカヤローと叫んだり、嬉しい時はやったーとはしゃぐ事は、生きていく上でもコミュニケーションを取る上でも必要な要素なのです。
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