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婚活とAI

  • 執筆者の写真: INFO WO
    INFO WO
  • 6月18日
  • 読了時間: 3分

これまで婚活サービスは、結婚相談所・お見合いパーティー・街コン・マッチングアプリなどがありましたが、今後はどんな婚活をしていても、情報源としてチャットGTPのような会話型AIサービスを利用する人が増えると考えられます。友人・知人や専門家からの助言に比べ、気軽に聞けて便利という発想で、おそらく利用者は増大していると思われます。


婚活サービスの中で一番シンプルな組み合わせはマッチングアプリとAIでしょう。メッセージのやり取りのアドバイスを貰ったり、初めて会う時にどうすれば良いかというアドバイスや、実際交際が始まってからも具体的な提案をもらう事が可能でしょう。


では、結婚相談所はどうか。仕組みとして、全てをAIに入れ替えるのは難しいかも知れませんが、何らかの方法で、カウンセラーの業務の一部をAIが担うというのは可能かも知れません。結婚相談所を利用しなくても、お見合い相手を紹介されてアドバイスがAIからもらえるのであれば、カウンセラーが介在せずとも成立します。もちろんそういったサービスは既に存在していますが、今後さらに広がると考えられます。


結婚相談所では、カウンセラーの人間性が認知され、個人に対しお客さんが付くという流れがこれまでより強くなるでしょう。つまり必要なのは口コミであり、紹介であり、時間の共有です。あの人は信頼できるとか、人間性が素晴らしいとか、親身になってくれるとか、そういう人としての中身がポイントになります。あとは実績です。


特徴のない情報は無視されます。AIを利用する人が増えれば、ネット検索の量は減り、ヒットは難しくなります。SEO対策も、今後はそのアプローチが変わってくるでしょう。


何もかもが簡単にできるAIの影響を受け、役割を奪われる人も出てきます。既存の形では維持ができない職種も多いでしょう。現状に対応するために変化する必要があります。


婚活者にとっては、AIが介在する事は、かなりハッピーになるかも知れません。嗜好がテンプレ化し、王道パターンが個人レベルで浸透すれば、AIの提案に従う事でカップルになる率が増えるかも知れません。AI恋愛マニュアルのようなものが出てくるかも知れません。


ただ、お付き合いが続けば相性や人間性も見えてきますから、やっぱり違ったとなるケースも多いでしょう。カップリング率、成婚率といった数値は高まるかも知れませんが、生涯に渡ってその関係性が続くかどうかというのは、AIの伺い知れない所です。


ですから、AIを賢く使いつつ、相手が自分と合う人なのかどうかを見極める事はとても重要です。付き合えたらゴール、結婚したらゴールという発想もあるかも知れませんが、その後どのような関係を保っていくかという視点はとても大切です。


 
 
 

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