結婚相談所での婚活には、複数の相手と同時期に交際することが可能です。特に積極的にお見合いを組む事で、結果的に同時交際になる事もあり得ます。
同時交際は、お相手の魅力や自分との相性を複数人同じタイミングで比較する事ができる効率良い方法と言えます。また、複数の交際相手がいる事による精神的余裕が生まれる事もあります。
しかしながら、同時交際にはデメリットも存在します。あまり器用に立ち回れない人や、決め切れない人にとっては苦しい選択を迫られる事になります。
例えば2人同時に交際をした時、双方とも魅力的で悪いところが見当たらず、選びきれない状態が発生し、適切な判断ができない場合などがあります。
特に恋愛に慣れておらず、また真面目な人ほど選択を迫られる悩みは大きくなります。
どちらか1人に絞ることに対する罪悪感で苦しむ事になります。
また、同時交際をする事で、素敵なお相手とのお付き合いをみすみす逃す場合もあり得ます。
短い付き合いで交際を続けるかどうか判断する事で、その人の本質を知る事ができない可能性があります。
そういった点から、結婚相談所で婚活をする際は、同時交際のリスクについても理解しておく必要があります。
いっぺんに多くの人にお見合いを申し込むと同時交際に入る可能性は高まりますから、お付き合いする人を絞り込もうとするなら、お見合い申し込みのペースを一定に保つという方法があります。
例えば、最初にお見合い申込をする人数を3人にする。一般的なお見合い成立の確率は個人差はありますが10パーセント程度と言われていますから、自分にとってのお見合い成立のペースを認識するためにも、少数のお申し込みから始めます。
そして、そのうち1人2人とお見合いを断られた場合に、その人数分だけお見合い申し込みを追加する。つまり、お見合いの返事待ちが常に3人いる状態を作り出します。そうする事で、お見合い待ちの人数をコントロールします。
お見合いから交際に成立する確率は33パーセントと言われていますから、理論上はお見合いを3回すれば1人の人と交際に入ります。この数字を当てにするならば、3人とお見合いをして1人と交際に入りますから、同時交際は発生しにくいと想定されます。
これはあくまで一例であり、実際はご本人の交際やお見合いに対する考えによって異なりますから、あくまで一つの方法と理解して頂けたらと思います。後悔のない婚活を進めるためにどうすべきか、仲人と相談して方針を決めていく事をおすすめします。
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