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優柔不断を直すには

優柔不断と言われる時、それはマイナスなイメージでとらわれがちですが、調和を重視した優しい人がそれに当てはまると言えるかも知れません。



優柔不断を直そうと思っても、具体的にどうすれば良いかわかりにくいので、もう少し優柔不断を掘り下げてみましょう。優柔不断は、優しいが決断力に欠けている状態と考えられます。優しさは長所ですから、決断力を上げる事に意識する方が優柔不断を直す事につながると考えられます。


決断力を高める方法の一つは、選択を迫られた時に瞬時に決定する癖をつける事です。何か決めなければいけない時、あれこれと悩む時間を省略し、自分にとっての最適解を瞬時に選択する。例えばお店に行ってランチのメニューを決める時に、5秒で決める。服を買いに行ったら、欲しいなと思った商品をすぐに選ぶ。あれこれ悩む時間を短縮し決定する。そういう意識を持つ事で決断力は上がっていきます。


また、決断力には判断力や積極性というものが関わってきます。上記のようにメニューや服を選ぶときは、どれが自分にふさわしいのかを瞬時に判断する事が、決断力を養う事につながります。そして、積極性は、決断の機会を生み出します。色んな場面を積極的に選択する事で、決定する必要が出てきます。



先ほどの例で言うと、服を買おう・美味しいものを食べに行こうと思いつき、色んなお店に行って、欲しいものをすぐに選ぶ。この繰り返しで決断力は高まっていきます。



一方、決断力はあるが優しさが伴なっていない人もいます。そういった人は自分主体の判断になりがちで、周りを置いてけぼりにしたり、利己的な行動に移る事もあります。確かに決断力は大切ですが、優しさも大切な気質です。


優しさを身に付けるのも簡単ではありません。優しさをもう少し噛み砕いてみると、人の事を思う気持ちと言えるかも知れません。自分優先という発想から、人の事を思う習慣を身につけようと心がける。



例えば、公共の交通機関を使う時に高齢の方がいれば席を譲る、目の前の人に道を譲る、感謝する時はありがとうございます・謝る時はすいませんといった言葉を口にする。一見当たり前のようにも思えますが、実際行動に移すのは簡単ではありません。周りへの気遣いと行動を連動させる必要があります。


性格には色々な要素があり、改善の意識は大切ですが、なかなか頭の中で変えようとしても難しいものです。そういう時は、まず行動を変えてみましょう。まず動く事から始めて、それが身に付き、やがて考え方に影響していきます。それが最もシンプルで有効な手段と言えるでしょう。




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