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人生とお金と健康と

生きていく上で大切にしているものは人によって当然異なります。「あなたが大切にしているものは何ですか?」と聞けば、色んな答えが返ってくるでしょう。その中でも上位に来るのはお金と健康ではないでしょうか。


一番大切な物に「お金」と答える人はあまりいないかも知れません。しかし、ベスト3で答えてもらえば、上位に上がってくる事は推測できます。何故なら、生きていく上でお金の力は大きいからです。


では、一方で健康はどうか。これは一番大切にしていると考えている人も多いかも知れませんし、ベスト3で考えれば上位に来るのは間違いないでしょう。それくらい、健康に関心を持っている人は多いという事です。例えば身近な人が病気になったり、自分の体がどんどんと衰えを感じれば、その大切さや価値に気づく事でしょう。


そういう点では、若い世代より、ある程度歳を重ねていくにつれ、健康に対する想いが強くなっていく事が考えられます。


ベッドの上にいる人はこう考えます。「もっと健康に気遣っていればよかった」「健康は何物にも代えがたい」。裕福な生活をしていても、健康をお金で買う事はできません。また、日常生活において、常に軽い運動や健康的な食事を摂取する事を心がけるのは、簡単ではありません。


時間的精神的に余裕があればできる事も、日々の忙しさでなかなか意識するのは難しいものです。だからこそ、健康でありたいなら意図的に身体に良い食生活、行動を取る必要があります。失くして初めてそのありがたみがわかります。


日本人の平均寿命は、大体男性81歳、女性87歳です。平均寿命が延びた要因の一つは医学の進歩であり、もう一つは豊かな食生活であると考えられます。誰しも長生きする可能性はあります。


しかし、晩年をベッドの上で過ごしたり、介護が必要な体になってしまう事もあるかも知れません。健康体でも足腰が悪ければ、自分で歩く事もできないケースもあります。総合的に健康な体を維持し続ける事は容易ではないのです。


このように、大切さを理解しつつ、なかなか日頃意識する事が難しいのが、健康です。健康を財産と捉える事ができれば、まずはケアする事。食生活を改善する事。身体を動かす事。簡単なようで簡単ではありません。大切なものというのは、そういった労力を伴う事なのです。お金だって簡単には増えません。多くの場合は勤労し、得られるのです。


何とか健康な体を維持できるよう、日々努める。長い人生、いずれ身体のどこかに不具合は生じます。それを何とか最小限に食い止める。医学の力も借り、休む時は休み、最終的に自分の目指す生き方ができるよう、心がける。健康にはそれだけの価値があるのです。




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