結婚相談所で婚活をする場合、カウンセラーのサポートを受けながらの活動になります。初期費用や月会費など、決して安くはない額を投資する訳ですから、カウンセラーの力を利用しないのは勿体ないと言えます。
カウンセラーは会員さんのサポートにおいて、最適解を用意しています。しかし、会員さんがお相手の方とどのようなお付き合いをしているか具体的な説明がなければ、そのアドバイスはざっくりとしたものもしくは通り一遍の正攻法になってしまう可能性があります。
例えば、どんな会話をしたか。自分はどんな発言をして相手がどんなリアクションを取ったか。相手はどんな話しをして、自分はどのような対応をしたか。相手の情報はどれくらい得られたか。自己開示はできたか。帰り際にお会計はどのようにしたか。その時の相手のリアクションはどうだったか。デートを終えた感想や気になった事はあるか。自分の伝えたい事は伝えられたか。相手の気になる発言は無かったか。など。
全てを報告する必要はありません。ただ、ポイントはしっかり押さえて、カウンセラーと共有して分析する事が、より実践的なアドバイスを得られます。交際期間は限られています。また、仮交際はお付き合い、真剣交際は結婚を前提としたお付き合いです。いきなり結婚を前提にお付き合いする事はハードルが高い訳ですから、仮交際の間に交際相手に聞いておくべき事、共有すべき事をしっかり聞き出す必要があります。
そういう点で、カウンセラーと密にコミュニケーションを図る事が上手な婚活と言えます。そして、その際とても大切なのはレスポンスの速さです。LINEやメールでやり取りする時、一回LINEを送ったら返事は1時間後、そして返事をして帰ってくるのが1時間後といったペースでは、テンポも悪く、状況把握にも時間を要してしまい、アドバイスも浅いものになってしまいます。
プライベートではLINEの返事はのんびりでも、カウンセラーとのやり取りは迅速に。これは鉄則です。勿論、忙しい中での返信であれば、物理的に遅くなっても仕方ありません。ただ、特に用事も無いのにだらだら返事をするようでは、婚期を逃しかねません。
ずっと結婚相談所での婚活をする訳ではありません。一定期間、例えば1年間は集中して婚活に取り組むと自分で決める。目標を明確にし、本気で取り組もうと思えば、自然とレスポンスは速くなる筈です。素直に貪欲に、結婚相談所での婚活に取り組みましょう。
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