結婚相談所で婚活をする上で、最も重要な要素と言われているのがプロフィール写真。その大切さについては理解している人も多いですが、その人の魅力を伝えるような写真とはどんなものなのでしょうか。
まず服装は8〜9割の方がスーツで写真を撮っています。その点差をつけるのは難しいと言えるでしょう。体型に合ったスーツを着る事は必須です。ネクタイで個性を出す方法もありますが、あまり効果は期待できません。結果的に首から下は差が生じにくいと言えます。
一方ジャケットを着用する人もいます。おしゃれ感を出したり、カジュアル感を出す手法といえます。こちらは着こなし方で印象が変わってきます。「かっこいい」「おしゃれ」「清潔感がある」、そういったアピールをする一つの方法です。その必要性を感じないという人はスーツを着用する方が無難です。
次に表情。稀に無表情の人がいますが、これは一番避けるべきです。その人の人柄を伝える事はなく、また、暗い、怖いという印象を与える事になります。実際話してみるといろんな表情が出てくるのですから、写真にリアリティを持たせるためにも表情というのは大切です。
女性に比べ男性は満面の笑みで映る人はあまりおられません。どこかに格好良さを求める人が多いのでしょう。引き締まった表情、歯を見せないで少しだけ笑みを浮かべるという方が多いです。
口角を上げる事でやんわりとした笑顔で映る事が可能です。
また、それと同じくらい多いのが、歯を見せた笑顔の写真。優しい、爽やかという印象を与えます。
引き締まった表情、やんわりとした笑顔、歯を見せた笑顔。無表情の写真以外はどれが正しいという事はありません。そこに存在するのは、自分をどう表現するかという事です。
爽やかさを表現したいなら歯を見せた笑顔、優しさや実直さを伝えたいならやんわりとした笑顔、顔立ちが良く男前をアピールするなら引き締まった表情というように、それぞれの映り方で自分の個性を伝える事を可能にするのがプロフィール写真です。
とは言え、自分はどんな個性を伝えるべきか、またそのための表情を上手に作れるかは、意外に難しいものです。そのため、実際に結婚相談所に入会する際は、カウンセラーと面談をしながら、その人の個性やどんな人に自分をアピールするかを明確にする必要があります。
そしてそれに相応しい表情を引き出してくれる写真館を選ぶ必要があります。カウンセラーの中には写真撮影に同行してサポートしてくれるところもあります。いずれかの方法で、婚活を進める上で効果的な写真を作る必要があります。言い換えれば写真だけで婚活の難易度が変わってくるとも言えます。
たかが写真、されど写真。自分に相応しい写真を撮ることは、円滑に婚活を進めていくために必要な戦略の一つと言えるでしょう。
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