IBJで婚活を行う際、お見合いの後に双方がまたお会いしたいとなると、プレ交際(仮交際とも言う)に移行します。このプレ交際に進む動機としては、1時間のお見合いをして好感を持った、どんな人かもっと知りたい、素敵な人だと思った、など色々なものが挙げられます。
そしていざプレ交際が始まれば、デートを重ねお互いを知ろうとします。交際のスタート時点では、二人の熱量が同じとは限りません。よく言われるのが、男性の方がテンションが高く、女性は徐々に盛り上がっていくというケースですが、これはもちろん個人差があります。
お互いの価値観を知り、相性が良いかどうかを判断するのもこの期間です。できれば毎週会うのが良いのですが、勿論お互いの都合もあります。週末に食事をして、平日の仕事終わりはお茶をするなど、会う機会を増やそうとする意識も大切です。
そして、プレ交際期間は2ヶ月を目途となっています。長くても4ヵ月ほどです。
その間に、お互いを知り、相性を確認し、この人と将来を共にしたいと思えた時、真剣交際が見えてきます。
真剣交際の告白は、世間一般で言う所の告白とは意味合いが異なります。相手の事を真剣に思っているから真剣交際へ移行するという意味ではありません。真剣交際は結婚を前提としたお付き合いです。
真剣交際に進むためには、プレ交際の段階でお互いの結婚観についての話題も必要になってきます。例えば、仕事について、子どもについて、結婚後の家事分担について、お互いの家族について等です。
二人の結婚生活のイメージが持てるかどうかが、プレ交際で確かめ合う事項となります。つまり、気持ちが寄り添って、かつ結婚生活について最低限知っておくべき事を話せているかどうかが、真剣交際へと進むための肝となります。単に好きだからではダメだと言う事です。
交際がプレ交際と真剣交際の2段階に分かれている事は合理的と言えます。それぞれの交際は、結婚相手となり得るかどうかを判断する節目となります。プレ交際に入っても結婚相手としては見れないと思うのなら、真剣交際に入る前に交際を断る事ができますし、逆にお互いが本気で結婚を前提にお付き合いしたいと考えれば、真剣交際に進む事ができます。
ちなみにプレ交際は同時に複数の人と進める事ができます。お見合いを沢山実施すれば、仮交際へと移行する人数も増えるでしょう。ただし、同時進行ができるだけの器量が自分にあるか理解しておく必要があります。自分の能力に見合った人数に留めておくのが賢明でしょう。
結婚相談所での婚活はある程度のスピード感が必要です。しかしそれは、本気で結婚したいと思えれば問題にはなりません。ポイントは婚活を最優先にする事です。くれぐれも後悔の無いように取り組んで頂ければと思います。
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