誰かとお話しする時、自分ばかりが話していては相手の事を理解できません。ですから、会話をする上で質問力というのは大切です。質問から話題が広がり、色んな情報を得る事ができます。
また、自己開示をする事で、自分を知ってもらう事も大切です。タイミングとしては、相手が一通り話した後に自分の話を付け足す感覚で問題ありません。もちろん、相手から質問があればそれを答える事で自分を知ってもらう事もできます。相手が自分に興味を示してくれていると感じる事もできます。
この一連の流れで会話はスムーズに進んで行きます。沈黙にならず、会話が進んで、相手も興味を持ってくれたし自分も相手の事を知れた。しかし、それでお互いの距離感がどれほど近づいたか推し量るのは難しいと言えます。
そこで一つのアクションとしておススメなのが「ツッコミ」です。ここで言うツッコミとは、漫才でよく見るような、相手のボケに対して絶妙の間で入れるといったものではなく、深掘りの質問、直球の質問を意味します。
相づちを上手に入れて、話の展開次第で質問を重ねるというのは一般的な会話。そこに、敢えてタイミングを崩すような直球の質問を入れてみる。予想のつかない質問や感想を入れられ、会話のスムーズな流れは途切れ、相手もひるみます。そして、自分の言葉でそのツッコミに対応しようとします。流れるような話から突如、頭をひねって答えを出す必要が出てきて、結果素の部分が現れます。
その素の部分を知る事が、より深いコミュニケーションを生み出すのです。また、話のリズムを敢えて崩す事で、会話を楽しむ事ができます。一方的に話を聞くのは退屈と感じる事もあるでしょう。ツッコミで話しのペースを乱す事も、会話の面白味の一つです。
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