ダイエットを持続させるには

ダイエットをしようと心がける方は多いのではないでしょうか。女性であれば、8割の方が一度はダイエットに挑戦した事があり、そのうちの6割は挫折していると言われています。では、ダイエットが継続できない理由とは何でしょうか？

まず、ダイエットをしようと思い立つ時は、非常にモチベーションが高い状態であると考えられます。そして、日々意識する事で、徐々に体重が落ちて行く。それを糧に頑張っていこうとなりますが、どこかの段階でモチベーションが無くなってしまうケースがあります。

仕事が忙しくて、食事ケアができない。ジムに行く時間や体力や気力がない。ランニングしたいけど天候が良く無い。昨日もできなかったし、今日もできそうにない。友達に飲み会に誘われ暴飲暴食してしまった。ストレスが溜まって食事制限が難しい。他にも色々とあると思います。

ダイエットは大きく分けると、筋肉を鍛えぜい肉を落とすと言うビルドアップによるダイエットと、筋肉量は維持しながら脂肪を燃焼させるダイエット、食事制限によるカロリーコントロールの３つが挙げられます。

脂肪を燃焼させるダイエットと食事制限について今回は考えてみます。脂肪を燃焼させるために、アミノ酸が必要と聞かれたことはあると思います。このアミノ酸飲料は、飲むだけでは脂肪は燃えません。有酸素運動を取り入れる必要があります。

有酸素運動とは、心拍数が通常の1.5倍程度早くなる運動で、以前は脂肪を燃やすのに最低20分有酸素運動を続ける必要があると言われていましたが、今はそうではなく運動すればそれに比例して脂肪は燃焼すると言われています。

しかし、ダイエットを目指すなら、ある程度の時間の有酸素運動をする必要があります。

有酸素運動の難点は、場所と時間を選ぶことです。家の近所をジョギングするなら天候が気になります。ジムに通う時は、準備や往復が手間に感じるかも知れません。

それでも、確実に体重は減りますので、モチベーションが続きやすいと言えます。

また、カロリー計算で、入ってくるカロリーより出ていくカロリーを増やせば必然的に痩せていきます。これは、食事による摂取カロリーを減らす事で成立します。

カロリー計算をする事と、脂質を減らす事。糖質オフにしようと合成甘味料を摂取する事はおススメしません。人体に害を及ぼすものがあるため、ネットなどで確認した方が良いです。

総菜やパン・カップ麺・弁当など、一見体に良く無いと思ってしまうようなものが、カロリーを表示しているためにカロリーコントロールしやすいというメリットもあります。

また、可能な範囲で自炊をする事も効果的です。身体に良いですし、脂質を取り過ぎる事もありません。レシピを調べれば、カロリー計算しているものもあります。

有酸素運動やカロリーコントロールのように理論的にダイエットを進める事は、理解しやすいですし、メンタル面でも続けやすいと言えます。

また、減らす体重は月3kg程度。10日で1kgと考えて取り組むのが無難です。ゆるりと痩せるならそのペースが持続しやすいです。

飲みすぎた日や食べ過ぎた日は、その後も継続的にカロリーコントロールをすれば二日ほどでもとに戻ります。食べたものが全て体につく訳ではありません。飲んだ翌日は水分が体内に残っていて、それが排出されるのに二日ほどかかります。食べ過ぎは控えるに越した事はありません。また、カロリー制限している自分を労わる事も大切です。自分へのご褒美として効果的なのは、「何か買う」です。服を買ったり靴を買ったり、アクセサリーを買ったり。服に関してはダイエットが進めばサイズが合わなくなる事を考慮する必要があります。

そうやって、自分なりの行動目標や数値目標を持って計画的に進め、節目で自分にご褒美をして、飲みすぎ食べ過ぎた自分を許し、翌日以降は引き続き根気よくダイエットを続ける。そうやって気長に取り組むのがダイエットを持続させるコツです。