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コミュ力が高ければそれで良いわけではない

  • 執筆者の写真: INFO WO
    INFO WO
  • 4月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月3日

コミュニケーションは会話の内容だけでなく、声質や話し方、また、身振りや目線、距離など色々な要素があります。勿論見た目もコミュニケーションの一つと言えます。それらの言語・非言語のコミュニケーションは、ある程度の工夫をすれば、そつなく仕上げる事はできます。


例えば、人の話を聞くのが上手で、相づちやリアクションを効果的に行い、相手に楽しく話して貰う。そして、質問を投げかける事で、話題を広げる。そうやって相手が話をしたいという欲求を満たす事はできます。


しかし、どこかのタイミングで、自分という人間をアピールする必要があります。その場では会話を楽しんだはずなのに、後から考えれば話し相手がどんな人だったかよくわからないという状態になりかねません。話してもらうだけでなく、自分の話も聞いてもらう。ではどうするか。


自分も話題にできるような会話になるような質問を投げかける事がポイントです。例えば自分は海外旅行が好きだったら、相手にまず海外旅行が好きかどうか、好きであればまた行きたい国や地域はあるかを聞く。一通り話を聞いた後、自分はどうかという話をする。そうやって、双方向の会話ができるテーマを振ります。


勿論自分がわからないような話題もあるでしょう。その時は相手に気持ち良く話してもらえばOKです。


また、相手の質問に上手に返答する能力が高い人もいます。相手の知りたい事や要望を、のらりくらりとかわしつつ、わかったような言葉を伝える。聞いている側は、流れるような話術によって、何となく理解した気になります。しかし、その返答が核心をついていなければ、その場しのぎの誤魔化し話術となります。質問者は会話の印象が良かったと思うだけで、知りたい事を知る事ができなかったと後から気がつきます。


その言葉に重みがあるかどうか、特に質問に対する回答に於いてはそれがとても重要なのです。話し手が、自分は会話上手と過信した時点で、コミュニケーションの本質を知る事はできません。相手の知りたい事を明確に伝える事ができたか、相手の満足度を高める事ができたか、そういう観点が必要なのです。


その課題をクリアするためには、相手のニーズを理解し、誤魔化さず明確に返答する事が大切になります。取り繕った会話はその場しのぎでしかありません。そのニーズに対し誠意を持って答えるためには自分の中に芯となるものがあるか。そしてそれを頑強にするために研鑽しているか。成長を目指す意識が大切なのです。



 
 
 

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