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アラフォー女性の婚活事情⑤(完結編)

  • 執筆者の写真: INFO WO
    INFO WO
  • 2023年9月17日
  • 読了時間: 4分

3人の男性との同時並行のプレ交際が始まった。しかし、1人はお見合いの時のスーツ姿と初デートの私服に落差が大きく、あまりにダサい恰好で引いてしまった。まだそれだけなら、これから仲良くなってショッピングで自分の好きなファッションセンスを叩きこむ事もできるのだが、夕食後のお会計の時に、「じゃあ3千円もらえる?」と言われて萎えてしまった。初デートくらいビシッと支払ってくれた方が良かった。まぁこれは人によると思うけど。


早々にその相手との交際を終了した。理由は価値観の違いですとカウンセラーさんには伝えてもらった。


別のプレ交際相手は、フィーリングが合った。食べ物の好みが近かったり、美味しいものを食べに旅行に行く事もあると言っていたのでテンションが上がった。あまり人に依存しないタイプに見えて、そこも魅力的に思えた。お互いを尊重できる相手になれるかもと思えた。趣味は全く合わなかった。音楽のジャンルは全然違うし、私はドラマが好きなのに相手はテレビを持っていなくて毎日YouTubeを観ているらしかった。カラオケが好きなのは共通していたが、聞く歌が違うので、あまり盛り上がらなかった。相手は一人でカラオケに行ってそれを録音して聞くという変な趣味を持っていた。まぁ私も変な趣味あるけど、封印するけど。


グアム旅行の話しをしてくれた。一番印象に残っているのはスカイダイビングで、もう一度やってみたいと言っていた。その話しを聞いていて、私もやってみたいなぁとぼんやり思った。一緒に旅行に行けたら楽しいだろうなぁ。そうやっていつの間にか、その人の事を考えるようになっていた。


ここまで来たらこの人に絞ろうと思い、もう一人の交際相手には交際終了の申し入れをカウンセラーさんにお願いした。体のいい理由をつけてお断りした。


こうなったら真剣交際も見えてくる。しかし、こちらから告白する訳にはいかない。どうも相手が何を考えているかわからない時がある。クールというか、あまり愚痴なども言わないし、心を開いてくれているのか判別がつかない感じだった。


だが、今のうちに将来のイメージの話しをした方がいいのは明白だった。お互いの結婚観を話す事もあったので、そういう時に自分がどうありたいか、どんな家庭がいいのか伝えていた。その時自分の中で問題になるのが子供だった。子供は授かりもので、実際どうなるかはわからない。その中で、子育ての話しや家族のイメージを言われるのは辛いと思ったので、正直子供が産めるかはわからないと伝えた。彼は別にいいよと言った。それが嬉しかった。この人には本音を話せると思えた。それから自分の家族の話をした。彼も話してくれた。色々と複雑な家庭環境だったが、どこでもそんな話しはあるだろうし、この段階で話してくれた事の誠意を感じた。やはりこの人だと思った。


それからもデートを重ね、交際開始から2ヵ月が経った頃、結婚を前提に付き合って欲しいと言われた。即答した。こうして私達は真剣交際に突入した。


真剣交際に入ってからは、リアルな結婚話をしていった。ある程度の段取りが組め、そして自然発生的にプロポーズをされた。結婚して下さい。一生一緒にいて欲しいと言われた。即答した。


婚活の手段は沢山あるが、自分には結婚相談所が合っていたのかなと思う。入会してから成婚まで、わずか半年だった。色んな人とじっくりお付き合いをしていくものと思っていたが、この人と思える人とは毎週会って密な時間を過ごす事でトントン拍子に進んだ。途中、揉めかけた事もあったのだが、お互いが歩み寄って解決できた。婚活を続けていくうちに、自分はどんな相手と一緒にいたいかという考えが変化していったのも大きな意味があったと思っている。一緒に幸せになりたいと思える人と出会えたことが何より嬉しかったし、これからも色々と課題が出てくると思うが、何とか乗り切っていきたいと思う。


こうして私の婚活は完結した。





 
 
 

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