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アドバイスが凶器とならないように

  • 執筆者の写真: INFO WO
    INFO WO
  • 2024年12月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年12月23日

一般的に、アドバイスは良かれと思ってするものですが、正論過ぎて相手を逆に傷つけ、殻の中に閉じ込めてしまう時があります。結果、アドバイスをした人は悪印象を持たれてしまいます。これは正に本末転倒です。


他人なので、相手の事を客観的に見る事ができます。無駄や間違いを正し、どうすれば好結果が生まれるかが見えるのでそれを伝えます。すると、当人の考え・行動と客観的な意見の間にギャップが生まれます。本人の思い入れや苦労を想像できず、正論を投げてしまっては、本人は否定されてしまったと感じます。そして思いやりの言葉が凶器となり、傷つけてしまいます。


だから、アドバイスをする時は慎重にならないといけません。もし、3つ伝えたい事を思いついたら、まずは1つを伝える。何故それを伝えているかという意図や理由を添える必要があります。そしてそれが相手の在り方の否定につながる可能性があれば、より慎重に伝える。相手に寄り添っている事を感じ取ってもらわなければいけません。つまり、伝え方が重要なのです。


そしてもし、相手が完全にシャットアウトしてしまうようなら、そこでアドバイスは終了すべきです。逆に相手がアドバイスを前向きに捉えたようであれば、あとの2つを伝える事も良いでしょう。


中途半端な自己満足のアドバイスには何の意味はなく、ただわだかまりが残ります。その場の空気も凍ってしまいます。もちろん、相手をハッピーな気持ちにさせるアドバイスも存在します。モチベーションを高め、頑張ろうと前向きになれるような意見もあります。だから、まず自分のアドバイスは相手をハッピーにできるかどうかをイメージする事は重要です。


相手のために言ったんだ。そう思う人もいます。でも、相手にその良さが伝わり受け入れられなければ、相手のためになっていません。自分だけが満足してお終いです。言葉は人を傷つける事もハッピーにする事もできます。相手の事を思う言葉であれば、尚更その効果は強く出てしまいます。相手の生き様に関わる発言をするなら、相応の覚悟が必要なのです。



 
 
 

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