本を読むことは良いことと言われている。感動したり心を揺さぶられたり、学びを得たり。特に小説などはそういったことを経験する。
では、他の本はどうなのか。例えば自己啓発本。これは、理論的に物事について書かれているわけだが、読んで納得して終わることが意外に多い。
為になるとわかって、内容に対して満足するのだけど、そこで得られた教訓を実行しないことも多いのではないだろうか。
年間〇〇冊本を読んでいるという人の中には、読みっぱなしという人もいるのではないか。
僕も然りで、一時期はハイペースで本を読んでいたのだが、その内容を理解しただけで、あまり実行していないことに気づいた。
そこからは一旦本を読むを止めて、アウトプットを行うことに主眼を置いた。
方法としては、まず本の内容をword2枚くらいにまとめて、重要なポイントをサマリーにする。次にまとめた中から、為になることをマーカーで色付けして、それを朗読しボイスレコーダーに録音する。
今、この作業の途中で、録音がすべで終わったら、今度はリスニングをする。それぞれの本の録音した長さは2分前後なので、一日に多くの本の内容をリスニングすることが可能になる。
そしてそれを意識して行動に移したり、心構えを自分に浸透させる。そうして初めて本の伝えたいことを吸収できるのではないだろうか。
覚えがいい人はこんな遠回しな方法は必要ないのだが、覚えが悪くて不器用な自分に合わせたこの方法で、読書の価値を高めたい。
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