気になる相手とのコミュニケーションはついつい力んでしまうもの。そういう場合、人間心理に基づいた会話方法を試すといったテクニック的な解決方法もありますが、普段通りの会話をするという基本的な方法があります。
会話をする事に意識が行き過ぎると、ついつい沈黙が怖くなります。すると、何か話さないといけないと思って、例えば質問をする。すると、相手は答えますが、それで会話が止まってしまう事も多いでしょう。質問をする事自体は良い事なのですが、質問の仕方というものがあります。
ざっくりとした質問をして、相手に色々と話して貰う質問や、YES・NOで返すような限定的な質問などがあります。できれば自然な会話の流れで会話が広がれば良いのですが、なかなか難しいと感じるなら、まずは相手に話してもらえるようざっくりとした質問をしましょう。
ただし、質問攻めのようにならないように。相づちの言葉も挟んで、話を深掘りしていって、相手が気持ちよく話して貰えば、上出来です。
そして、一方的に聞くのではなく、相手の話がひと段落ついたら、自分の話も添えましょう。お互いを理解し合うきっかけとなります。
そして、普段何気なくするような会話ができれば、かなり良いと言えるでしょう。目についたものやふと思いついたことを話す。くだらない話やオチの無い話、何でもOK。だらだらと話をして、お互いがリラックスした状態が続けば、一緒にいる事が自然に思えるでしょう。
会話が途切れ、沈黙になる事もあるでしょう。しかし、気にしない事です。会話をしようと焦らず、沈黙も自然に流せるなら、将来一緒に暮らしても肩肘張らず過ごせるでしょう。沈黙したら、それはそれ。またくだらない話を切り出せば良いだけです。
自分を良く見せようとせず、相手に興味を持つ。相手の好きな事や得意な事、自慢事などを見抜く事ができれば、そこを深掘りしていけば相手も気持ち良く話しをしてくれます。
また、二人で食事を楽しんだり、どこかお出かけをする事で、その時に心躍った事があれば、それを後々に話題にする事ができます。二人で行動する事は、その時を楽しみその後にも思い出を噛みしめる事ができますから、とても有意義と言えます。
他には、相手が話題にした事を自分も経験する事も効果的です。美味しかった店、大好きな作家やアーティスト。相手のおススメを試してみる。きっと相手は喜んでくれ、親近感が湧くでしょう。
Comments