相手がこちらを思いやってくれた行動に対し、ありがとうと言えていますか?
相手の好意に対してお礼を言う事は当たり前と思われていますが、それを日常できちんとできているでしょうか。
人に何か施された時に感謝できるかどうか。
そしてそれを言葉にできるかどうか。
それは大人も子供も関係ありません。
何かをしてもらっても当然、ありがたみを感じない。
そう思っている人も世の中にはおられるでしょう。
相手もお礼を期待している訳では無いでしょうが、ありがとうの一言を伝える事で、あぁして良かったと思う事ができます。
感謝の言葉はコミュニケーションにおける潤滑油と言えるでしょう、
それは色んな場面で言える事ですが、例えば結婚相談所で婚活をする場合、お見合いの場でお飲み物を男性側が支払うという事はルール化しています。
いつでも男性がごちそうしてくれているとわかっていてお見合いに行く人の中には、当然の事と考えてしまう人もいるかも知れません。
しかし、ホテルのラウンジなどそうそう利用する事はないでしょう。
それは単純にドリンクの単価が高いという事が理由だと思われます。
その、高価な飲み物をご馳走になる事を当たり前と思いきちんとお礼を伝えない事が、果たして適切な態度でしょうか。
お会計のあと、ありがとうございますと口にできるかどうか。
とてもシンプルです。
そこで何も言わないと「厚かましい」「おごられて当然と考えるタイプだ」と思われるかも知れません。
そしてそれは後に尾を引く事になります。
結婚相談所では、会員さんに「お礼は言った?」と確認するでしょうか。
最初のオリエンテーションの時に、お茶代は出してもらえるけどお礼はちゃんと言いましょうと伝えてくれれば問題ありませんが、お礼を言えるかどうかで人間性が問われます。
何かをしてもらったらありがとうと言う。
たったそれだけで円滑なコミュニケーションを図る事ができます。
特に京都人は腹に思いを溜め込むと言われていますから、すぐに本音を言ってくれないかも知れません。
しかし、日頃の引っ掛かりはどこかのタイミングで指摘されますから、気を付けなければいけません。
逆に日頃から感謝の気持ちを表現していれば、良好な信頼関係を築く事ができます。
そして将来的に結婚し、長い人生を共に歩む事になれば、日常で感謝の気持ちを伝える事はとても大切になってきます。
相手への感謝を言葉や態度にあらわす事ができるかどうか。
その心構えが、将来の運命を変える事になるかも知れません。
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